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大好きな食器のシリーズをご紹介します。
拘りだすとマニアックな部分まで色々ありますが、アンティーク食器を集めだしてからずっと好きな食器があります。
特に好きな食器はこの3種類。
・ウェッジウッドのアストバリーブラック
・マイセンのアラビアンナイト
・ミントンのパテ・シュール・パテ
順にご紹介していきます。
ウェッジウッドのアストバリーブラック
まだアンティーク食器に興味を持つ前、百貨店などでも当たり前に売っていて、比較的手に入れやすいウェッジウッドは普段使いやギフトとしても利用していました。
そんな中でも憧れのモデルが、ウェッジウッドのアストバリーブラックで、ゴールドとブラックのコントラストがずっと気になっていました。
マイセンのアラビアンナイトシリーズ
食器に興味を持ちだした頃はアニメっぽい絵柄とやたら高額という印象で特に気になっていませんでした。
ただ、食器を集めだすにつれ、現代マイセンの5人組と呼べれる、"ハインツ・ヴェルナー氏"のデザインに興味を持ち、
アーモンドツリーの和柄を感じる上品な絵が好きになり、アラビアンナイトと言ったユーモラスであり、楽しくなるような雰囲気の絵が好きになりました。
ミントンのパテ・シュール・パテ(パツィオパット)
生地を重ねるという意味の"パテ・シュール・パテ"。
フランス、セーヴル釜のルイ・ソロン によって完成させられた技法で、ジャスパーウェアやカメオに似ていますが、仕上がりの透明感が全く違う美しさで、"ホワイトエナメル"とも異なります。
ハンドメイドにより多くの労力と時間が必要となり、現代ではまず使われない技法です。
特に私のお気に入りの右側ブルーの作品は、
アルボインバークス/Albion Birks (c. 1862-1941) のパテ・シュール・パテ作品で、「AB」と「ABirks」のサイン入りです。
(ベイリーバンク
ビドル/
Bailey Bank&Biddle からの特注品)
"パテ・シュール・パテ"と"ホワイトエナメル"の違い
【パテ・シュール・パテ】
パテ(水分豊富な泥状の生地)を何重にも重ねていく技法。
水分が非常に重要で、透き通るような絵が完成します。
【ホワイトエナメル】
文字通りエナメル(ガラス質の釉薬)を使って描きます。
パテ・シュール・パテ
パテ・シュール・パテ
ホワイトエナメル?